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【ジブリ】映画監督・宮崎駿に学ぶ面白い物語の作り方

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巨匠・宮崎駿は数々のアニメ映画を生み出し、映画界にジブリの名を知らしめた人物である。
宮崎駿はどのように物語を考え、生み出していくのか。
そのヒントとなりうる宮崎駿自身の発言をまとめてみた。

画像はWikipediaより引用

 

 

以下はNHKプロフェッショナル 仕事の流儀に出演していた宮崎駿の発言。

海ってものすごく大人しいんですよね。いや、大人しいっていうのも変ですけど。その、高いビルの上から覗くと東京湾なんかね、ほんとにこう波立っているったって平らですよ。本当は違うんですよね。海は還ってくるんですよ。還ってくるのいいじゃないですか。そうするとね、自分の土地だ、俺のビルだとか、くだらない事が全部海の底に沈むってのは、何と清々するんだろう。

 

幼年期が終わらない

私たちの多くは、社会・政治・会社や人に対してなんらかの不満をもって生きている。宮崎駿は、それらを「くだらない事」と一喝して、海底に沈めてしまおうとした。

一見「海面上昇」や「津波」は負のイメージが強いが、それを肯定するストーリーを考えたようだ。

 

例えば、ここに悪い奴がいる。こう、とてもかわいい女の子がいる。お姫様がいるでもいいんです。で、ここに主人公がいる。その悪い奴がさらっていった。戦って取り戻した。めでたしめでたしっていう。いろんなバリエーションで作っていくんです。そうするとこう、話のバリエーションってそんなにないんですよ。

 

そこに、突然海面上昇って問題を突っ込んじゃったらどうするのか。決まりどおり話を作っていくのがとっくの昔にヤになってるから。すぐそういう変なものが入ってくるんですよ。風呂敷包めなくなるじゃないですか。包もうと思ってもずっと向こうの方まで繋がっているようなものを持ち込んでしまったら。ついやるんですよね、そういうのを。

 

かと言って初めから、この程度にしといてね、包みやすくしとくってのはね、いかにも……悲しいんですよ。それは作意に満ちて作るということですから。この程度の悪役ならおさまるな、とかね。

 

幼年期が終わらない

物語を都合よく作りこみすぎてはならないということなのだろう。

もしストーリー中に主人公の力だけではどうしようもない問題が起きたとき、その問題が大きければ大きいほど、多ければ多いほど、風呂敷には入りきらなくなる、ということだろうか。

 

理想を失わない現実主義者にならないといけないんです。理想のない現実主義者ならいくらでもいるんですよ。

 

Inquiry

これはフランスの作家、ロマン・ロランの言葉が元。

理想主義のない現実主義は無意味である。
現実主義のない理想主義は無血液である。

 

名言から学ぶ幸せのヒント

理想や夢がない生き方や、現実的でない理想や夢を語るのは意味がないという意味。
理想や夢を織り込むことで、ストーリーに命が宿るということなのかもしれない。

 

物語を作り出す際は、ぜひこれらの言葉を心の片隅に置いて考えてほしい。

 

リンク:プロフェッショナル 仕事の流儀スペシャル 宮崎 駿の仕事

 

 

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