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【紹介】マツイ先生の課外授業①「いじめはどうしていけないのか」

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※この記事はブログサークルで交流している元中学教師・塾経営をなさっているマツイ ケイスケさんとのコラボ企画です。

 

子供からの鋭い質問や答えにくい質問に、元教師であり塾を経営されている教育のプロ、マツイ先生にズバッと答えていただく企画の第1弾。

 

マツイ ケイスケさんは中学校理科教師を経て、不登校の生徒、問題行動を起こす生徒、学校の授業についていけない生徒などを対象とした塾を開いている先生。
子供の接し方について詳しく解説しているブログ「元教師が教える思春期の子どもへの接し方のコツ」を運営。

リンク:ブログサークル マツイ ケイスケさん

 

今回のテーマは、「いじめはどうしていけないの?」
内容のボリュームが大変多いので、早速本題に。

 

 

 

子供に「いじめはなぜいけないのか?」と聞かれたらどう答えたら良いですか?
1-2 私は、まず一番初めに「人として絶対にしてはいけない最低の行為だからだよ。」と子ども達に話してきました。
1-2 「もし、マツイ先生が○○君の悪口を言ったりムカつくからって叩いたり無視したりしたら嬉しい?」と尋ねます。
 

 

「相手の立場に立って考える」ことは社会に出てからも重要なスキルですよね。
1-2 大抵の子どもは、これで納得します。ポイントは「嬉しいかどうか」を尋ねることですね!
1-2 どう思う?と曖昧に聞いてしまうと、いじめについて聞いてきた子どもは、「分からない。知らない。」などとと逃げてしまうことも多いです。
 

 

それでも納得しなかったら…?
1-2 納得しない子どもには、「もしいじめられた子どもが、いじめが苦しくて学校に来れなくなりました。辛くて自殺しました。ってなったら○○君はどう責任とるの?」と聞きますね。
1-2 「今はこういった時代だからね、きっとマスコミが家に駆けつけてきて、どうしていじめを行ったんですか?って聞いてくるだろうね。」
「それに耐えられるの?社会のみんなを敵に回す行為なんだよ。」
こんな感じで子どもに伝えます。
 

 

なるほど、いじめを行った後のことを考える子は少ないでしょうね。
1-2 「いじめをしてもいいんじゃないの?」と考えている子どもも、自分に不利益なこととなると、やりたがらなくなります。
 

 

ちなみに、男の子と女の子のいじめに違いはありますか?
1-2 男の子にしても女の子にしても、いじめ(暴力やひどい悪口)を見かけたら、その場で本気で叱ります。
その後に、本人を連れ出して話を聞いてあげることが多いです。
1-2 ただし、女の子のいじめは非常に見えにくいです。ネットやLINEなどをはじめ、陰でこそこそと行う場合がほとんどでした。
 

 

対応方法は違いますか?
1-2 全く違います。男の子はガツンと指導してあげれば、反省して行動が改善されることが多いです。女の子はガツンというだけではダメなので、話術で指導します。
 

 

やはり想像通り奥の深いテーマのようです。
学校の先生方はやはり様々なことを考えて指導されているのですね。
1-2 いじめ指導、生徒指導には「マニュアル」がありません。その子一人ひとりに応じて何ができるか、何をすべきか考えなくてはならないので難しいですね…。
 

 

色々と教えていただき、ありがとうございました!

 

まとめると、「いじめはどうしていけないの?」の最適な答えは、「○○君はいじめられたら嬉しい?」と相手の立場に立って考えることに気づかせるのが大事。

 

さらにもうひとつ、興味深いお話も。

 

1-2 ちなみに…関係ないかもしれませんが、私の教員時代に毎年数回いじめアンケートを行ってきましたが、「いじめはよくないことであると思う。」という項目で、「そう思う」と答えた生徒の割合が90%を下回ることは一度もありませんでした。

 

つまり、大半の生徒は「いじめ=悪いこと」とは認識しているが、「なぜいけないのか?」という質問の本質は、「親・教師はどう思っているのか」「いじめをしたらどうなるのか」という部分にあるという。

 

1-2 いじめはよくないことだと分かっているけど、親や教師がどう思っているのか気になるから聞いてみたい。いじめをしたらどうなるのか聞いてみたい。どこまでしたら親や教師が怒るのか探りたい。
というのが、なぜいじめをしたらダメなの?と聞いてくる子どもの心理だと思っています。

 

子供の接し方がよくわかるマツイ先生のブログは、本ブログのTOPのRSS配信と以下のリンクから閲覧可能。
興味深いお話も多く掲載されているので、ぜひ一度訪れてほしい。

 

リンク:元教師が教える思春期の子どもへの接し方のコツ

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