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【今日のトリビア】フランスでは小学生も落第する

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日本では高校から落第が適用されることが多いが、フランスでは小学生でも落第することがある。

 知人の子供のいるパリ市内の学校での事です。
7歳の初級科のクラスを留年するように、先生に言い渡された生徒が、去年、何と学年の5分の1もいたそうです。
小学一年生で、これから始めて学んでいく時だと言うのに…どのように判断したのか不思議でした。

小学一年生から留年続出! フランスの教育制度

 

中学校はさらに厳しく、サルコジ元大統領も中学校で一度落第したという。

夏のバカンス前の学級会議では、各生徒の進級の可否が判断される。成績が不十分な場合は、学校側と保護者の話し合いもなされる。「本校にとどまるならば落第だが、他校に転校する場合は進級とする」と、学校側が提案することもあるという。9月の新学期には、落第する生徒や転出する生徒、転入する生徒もあって、かなりの入れ替わりがある。なかには、外国やフランス国内の寮付きの学校に子どもを転校させる親もいる。「寮生活で生活のリズムを整え、勉強の習慣をつけさせる」という利点があるそうだ。小学校から落第はあるが、中学校になるといよいよ厳しくなるという印象だった。サルコジ前大統領も中学校で一度落第した。英語の成績が悪かったからという。

落第多いがガリ勉不要のフランス中学事情

 

しかし、フランスの親はあまり焦る様子は見られない。
それはフランス特有のコネの力が大きいようだ。

私の印象では、フランスの親には、より上を目指して子どもにガリ勉させようという切迫感のようなものはなかった。良い学歴があれば、高い収入の仕事につけるとは限らないからだ。フランスの就職では、コネが大きな役割を果たすという。コネがなければ、学歴に見合う仕事がみつけられないこともある。

落第多いがガリ勉不要のフランス中学事情

 

また、背景には「バカンス」の制度も影響しているという。

しかし、ずばぬけた学歴がなくても、普通の仕事につければ年間5週間の法定有給休暇は誰にでも与えられる。高収入でなくても、バカンスを楽しみ身の丈に合った暮らしができれば、幸せではないか。子どもの学校生活が受験勉強一色にならないのは、そんなフランス人の人生哲学があるからなのだろう。

落第多いがガリ勉不要のフランス中学事情

 

日本とはまるで異なる教育制度だが、フランスならではの良い面もある。
勉強や塾などで忙しい日本の学生にとっては、フランスの教育は羨ましいのかもしれない。

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