【今日のトリビア】狂牛病は、人間にも感染する

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2000年代の初めに世間を騒がせた狂牛病
あれほど問題になった理由のひとつは、人間にも感染することがあるためである。

そもそも、狂牛病とは牛の脳がスポンジ状になり、過敏な反応や運動機能障害を引き起こす病気である。

牛海綿状脳症(うし かいめんじょう のうしょう、Bovine Spongiform Encephalopathy, BSE)は、牛の脳の中に空洞ができ、スポンジ(海綿)状になる病気である。
この病気が発症した牛は、当初は痙攣を起こしたりする程度で目立った症状は現れないが、やがて音や接触に対して過敏な反応をするようになり、病状がさらに進むと運動機能に関連する部位も冒されて立てなくなるなどの症状を示す。

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原因はタンパク質であるとするのが一般的である。

ウイルスなど核酸を有した病原体による病気ではなく、プリオンと呼ばれる蛋白質のみで構成された物質が原因だとする見解が主流であるが、有力な異論・異説も少数ながらあり、プリオン原因説は完全な定説とはなっていない。健康体の牛などの体内には正常プリオン蛋白が発現しているが、BSEの原因となるプリオンは、正常プリオン蛋白とは立体構造が異なる異常プリオン蛋白から構成されている。

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そのタンパク質が羊に感染するとスクレイピー、人間に感染するとクロイツフェルト・ヤコブ病となる。

ただし、そのタンパク質を摂取しない限り、感染することはない。

 

病状は牛のときと同様、視覚過敏や運動障害等を引き起こすことが多い。

クロイツフェルト・ヤコブ病(Creutzfeldt-Jakob disease, CJD)は、全身の不随意運動と急速に進行する認知症を主徴とする中枢神経の変性疾患。WHO国際疾病分類第10版(ICD-10)ではA810、病名交換用コードはHGP2。根治療法は現在のところ見つかっておらず、発症後の平均余命は約1.2年。
異常プリオンが脳内に侵入し、脳組織に海綿状の空腔をつくって脳機能障害を引き起こすもので、進行が早く、ほとんどが1 – 2年で死に至る。一般的には初老期に発病し、発病初期から歩行障害や軽い認知症、視力障害などが現れる。なお、ヤコブ病は患者に接触しただけで感染することはない。

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決して以下のような症状は発生しない。

【大阪】「狂牛病に感染した、どうしてくれる!」・・・無銭飲食の高校生を逮捕

T署は15日、T市内の焼肉店で無銭飲食をしたとして、高校生5名を逮捕したと発表した。
高校生らは同市内の焼肉店で食事をした後、「肉を食べたら狂牛病に感染した、どうしてくれる!」などと因縁をつけ、支払いを免れようとした。
店長が「そんなに早く発症しない」と言うと、高校生らは、「モーッ、モーッ」などと大声で叫び、店内を歩き回ったらしい。
その後、別の店員の通報で駆けつけた警察官が5人を逮捕した。高校生らは、「狂牛病になったと言えば代金を踏み倒せると思った。狂牛病がどんな病気か知らなかった」
などと述べているという。

絶望速報

 

楡周平氏の小説「ターゲット」は、クロイツフェルト・ヤコブ病の原因であるスクレイピー型プリオンを題材とした小説である。
私はこの本を3冊買うに至り、この本から楡周平氏の大ファンとなった。Amazonでも異様に高い評価を得ている、おすすめの小説である。

この本は「朝倉恭介Cの福音シリーズ」の第3作であるが、前後のシナリオは全く読まなくても問題ない。(むしろ読まないほうが楽しめる)
中古本も安いので、見かけたらぜひ購入してみてほしい。

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