【今日のトリビア】隕石が衝突したときにだけ出来る鉱石がある

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婚約指輪などでお馴染みのダイヤモンドは、火山活動により誕生していることが知られている。

ダイヤモンドはマントル起源の火成岩であるキンバーライトに含まれる。キンバーライトの貫入とともにマントルにおける高温・高圧状態の炭素(ダイヤモンド)が地表近くまで一気に移動することでグラファイトへの相転移を起こさなかったと考えられている。このため、ダイヤモンドの産出地はキンバーライトの認められる地域、すなわち安定陸塊に偏っている。

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私達が普段目にする鉱石は様々な要因により誕生しているが、隕石が衝突しなければ誕生しない鉱石も存在している。
その鉱石とは、衝撃石英である。

衝撃石英(しょうげきせきえい、英: shocked quartz)は、隕石衝突の際にできる特異な石英構造である。
隕石衝突の際の激しい衝撃圧力下であまり高温でない状態で、石英の結晶構造は、結晶の中に面に沿って変形する。これらの面(偏光顕微鏡下で線として認められる)は、planar deformation features (PDF) と呼ばれ、特徴的な縞模様が観察される。

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今から約5万年前に地球に衝突した隕石のクレーターであるバリンジャー・クレーターを調査した惑星科学者であるユージン・シューメーカーは、バリンジャー・クレーターの底面から衝撃石英を発見した。

バリンジャー・クレーター衝突時のCG(宇宙 - 天体の衝突)

バリンジャー・クレーター衝突時のCGイメージ(宇宙 – 天体の衝突)

バリンジャー・クレーター(Wikipediaより)

バリンジャー・クレーター(Wikipediaより)

この発見は、地球に巨大なクレーターを残すほどの隕石が地球に落下することを証明し、恐竜絶滅の要因を隕石の落下とする説を後押しする重要な発見になったという。

衝撃石英(Wikipediaより)

衝撃石英(Wikipediaより)

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