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【今日のトリビア】「帝王切開」は、誤訳

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赤ちゃんが逆子だったり、母体に生命の危機や病歴があったりした場合に適用されることの多い帝王切開。
「帝王切開」という言葉は、実は誤訳だったことはご存知だっただろうか。

まず、帝王切開という言葉はドイツ語の「Kaiserschnitt」を訳したものとされる。
「Kaiser=皇帝」「Schnitt=手術」と直訳したようだ。ここでのKaiserは、古代ローマ皇帝ユリウス・カエサルのこと。

ユリウス・カエサル立像(Wikipediaより)

ユリウス・カエサル立像(Wikipediaより)

一説には紀元前1世紀頃、ユリウス・カエサルが帝王切開で生まれたとしているが、これは誤り。
当時の医療技術では帝王切開を行うことは難しく、成功したとしても母体が生存することはまずなかった。カエサル帝には同じ母をもつ妹がいたことから、ユリウス・カエサルは帝王切開によって生まれてはいない。

さらに、「Kaiser=皇帝」と訳したこと自体が誤りだったとされる。
古代ローマでは、カエサルは「切り取られた者」という意味であり、ユリウス・カエサルも「ユリウス家から切り取られた者(分家)」という意味であった。

つまり、ドイツ語であった「Kaiserschnitt」の正しい直訳は、「分離手術」である。

 

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