【改造】ポケモンサン・ムーンの改造方法まとめ(セーブエディター編)

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過去作成した記事である【改造】ポケモンサン・ムーンの改造方法まとめではsave managerやJK’s SaveManagerによる改造方法を紹介したが、これらは3DS本体にHBLの導入が必要で、メモリーカードの抜き差しなどの手間が多く掛かっていた。

しかし、ついに3DS用セーブエディター2がサンムーンに対応し、より簡単に改造できるようになった。ただし、JK’s SaveManagerなどによる改造方法でも従来通り可能であり、オフライン環境下でも改造可能であることはセーブエディター2にはない強みである。

セーブエディター2とJK’s SaveManagerのどちらの方法を採用するかは、好みに応じて選んでよいが、どちらもできる環境を整えておくのもおすすめだ。

 

▼save managerを使用した旧記事
【改造】ポケモン最新作サン・ムーンの改造方法まとめ

▼JK’s SaveManagerを使用した旧記事
【改造】ポケモンサン・ムーンの改造方法まとめ(JK’s SaveManager編)

 

▼JK’s SaveManagerとセーブエディター2の比較

JK’s SaveManager(旧) セーブエディター2(新)
改造時間 約15分 約5分
改造導入費用 約1万円 約7千円
メリット ・導入後はオフライン改造可 ・比較的簡単
・自動バックアップ
・ソフトのみで改造可能

 

比較的リスクが低いとはいえ、絶対に安全とは保障できない。もし試したいという人は、あくまで自己責任にて試していただきたい。

 

サンムーン改造のための準備

早速ポケモン最新作サンムーンの改造方法を検証してみたいと思う。
まず、改造に必要なものを準備してみた。

改造準備ハードウェア編

当然のことだが、3DS本体は必須。new3DS/旧3DSのどちらでも構わない。2DSは未検証。
3DS本体に対してのリスクは少なく、今後のアップデートなどにも特に支障はないので安心してほしい。

改造にはインターネット接続されたパソコンと、3DS用セーブエディター2が必要。当然改造を行うにはソフトが必要であるが、パッケージ版でなければ改造が行えないので注意が必要。

 

 

※途中でうまく起動しない場合や、ファイルのリンク切れ、更新、その他不具合などがあれば、このページの下部にある【サン・ムーン情報提供フォーム】から情報の提供にご協力を!

必要なもの

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改造準備ソフトウェア編

改造には改造用のソフトも必要となる。

まず必要なのは3DS用セーブエディター2のクライアントソフトである。
すでにセーブエディターを導入済みの人は、飛ばして問題ない。

ダウンロード:セーブエディター2 クライアントソフト

それと、サンムーン対応のポケモンに特化した改造ソフトPKHeXをダウンロードしておく。
ダウンロード:PKHeX (******).zip ******は6桁の数字 >Download this file からダウンロード

 

ダウンロード時、Google Chromeでファイルのダウンロード時に「不正なファイル」と判定されたときは

[すべてのダウンロードを表示]>[不正なファイルを復元]>[復元する]でダウンロードできる。
詳しくはこちらを参照

(情報提供:ナッシーさん)2016.12.04

VC版から移動させたポケモンの場合の注意点

ポケモン赤・緑・青・黄などのVC版から移動させたポケモンの場合、GBマークが付いているが、記事更新時点の最新版であるPKHeX (170128)以降でなければ対応していないため、注意が必要。

(情報提供:名無しのゴンベさん)2017.1.29

 

 

PKHeXをダウンロードして、解凍する。
解凍する場所はどこでも良いが、使い勝手の良い所に置いておくとこの後の作業がスムーズになる。

解凍が終われば、準備が完了する。

いよいよ改造開始!

セーブエディターでのバックアップ編

 

セーブエディターによる改造では、常時インターネット接続したパソコンが必須となる。

まずはセーブエディターのカートリッジにサンまたはムーンをセットし、セーブエディターを起動。

 

ゲームタイトルの画面でポケットモンスター サン(ムーン)と書かれている部分を右クリック。アドバンスモードを開く。

 

アドバンスモードを開くと、次のような画面が出る。

アドバンスモードを開いた画面。

 

セーブデータキャッシュを作成する。右にあるキャッシュのボタンをクリックと作成される。

 

キャッシュボタンをクリックすると、日付と時間が書かれたファイルが生成される。

 

とりあえずセーブエディター2の作業はこのままにしておき、PKHeXでの改造を行っていく。

 


2.PKHeXによる改造

そして、最初に解凍したPKHeX (******).zipの中にあるPKHeXを起動。(Microsoft .NET Framework 4が必要)

 

起動したらOptions>Laungageで日本語を選択。

以前はmainファイルを読み込む手間が必要だったが、今回のPKHeXは自動でmainファイルが反映されている。

 

▼PKHeXの使用方法について詳しく書いた記事はこちら。
【改造】サン・ムーン対応改造ソフトPKHeXの使い方まとめ

 

開いたところ。初回は英語表記だが、日本語表記に1度変更しておけば、以降日本語で表示される。
開いたところ。初回は英語表記だが、日本語表記に1度変更しておけば、以降日本語で表示される。日本語が縮んでいて読みにくいときは、設定>Unicodeのチェックを外してみよう。

 

ポケモンは802種全種、フォームや色違いもすべて作成可能なようだ。
ポケモンは802種全種、フォームや色違いもすべて作成可能なようだ。
個体値も自在に編集可能だが、個体値などを弄ったら「セット」を忘れずに行わなければ反映されない。
個体値も自在に編集可能だが、個体値などを弄ったら「セット」を忘れずに行わなければ反映されない。

アイテムを改造するときは右下のアイテムボタンから、ポケマメもPoke Beansから自由に改変可能。

アイテムの追加・数量変更も自在。今回はかいふくのクスリとふしぎなアメの2種類を99個に。たいせつなものやZクリスタルは変更しないほうが良さそうだ。
アイテムの追加・数量変更も自在。今回はかいふくのくすりとふしぎなアメの2種類を99個に。たいせつなものやZクリスタルは変更しないほうが良さそうだ。

好きなように改変したら、セーブデータを上書きする。
ファイル>保存SAV>保存mainでmainファイルを保存する。保存場所は自動で表示される。

自動で開いた同名のファイルに上書き保存。

 

PKHeXでの作業はこれにて終了。閉じて構わない。


3.改造データの反映

ふたたびセーブエディター2に戻り、作業を続行する。
まずは改造した日付のキャッシュを選択し、読み込みをクリック。

改造後のキャッシュを選択後、読み込み。

 

このままでは適用ボタンをクリックすることができないため、もう1作業必要となる。数字の羅列部分の0であればどこでも良いので、0を入れなおす。

赤枠内の0ならどこでも良いので、0をクリックして0を入れなおす。

 

終わったら適用が押せるようになるので、右下の適用をクリックすると、一通りの作業が終了する。

もしうまく反映されない場合は

もしうまく反映されていない場合は、キャッシュ読み込みと適用をもう一度試してみると良い。

 

ゲーム上で確認

再起動後にゲームを通常通り始めて、先ほど改変したセーブデータが反映されていれば無事成功!

ゲームにて確認。ふしぎなアメが99個になっている。
ゲームにて確認。かいふくのくすりとふしぎなアメが99個になっていた。

 

まとめ

ついにセーブエディターが対応し、簡単に改造が行えるようになった。セーブエディター2では時のオカリナ不要で簡単に、JK’s SaveManagerではオフラインかつ専用リーダーが不要で改造できるというメリットがそれぞれある。好みに応じてJK’s SaveManagerとどちらを使うか選ぶと良い。

 

ただし、オンライン上で改造ポケモンを使用した場合、アクセス制限や大会出場停止、法令違反など厳しいペナルティが課される可能性がある。

オンラインでの交換や対戦には決して使用せず、あくまで個人で楽しむ範囲で改造に挑戦してみてほしい。

 

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3DS(new/LL兼用)アタッシェケース

 

【改造】ポケモンサン・ムーンの改造方法まとめ(JK’s SaveManager編)

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【改造】ポケモン最新作サン・ムーンの改造方法まとめではsave managerによる改造方法を紹介したが、save managerは複数ソフトのバックアップには向かないため、正常に書き込めない報告が複数寄せられた。本記事では、より高機能な書き込みソフトウェアJK’s SaveManagerを使用した改造方法を紹介する。

 

▼save managerを使用した旧記事
【改造】ポケモン最新作サン・ムーンの改造方法まとめ

 

比較的リスクが低いとはいえ、絶対に安全とは保障できない。もし試したいという人は、あくまで自己責任にて試していただきたい。

 

サンムーン改造のための準備

早速ポケモン最新作サンムーンの改造方法を検証してみたいと思う。
まず、改造に必要なものを準備してみた。

改造準備ハードウェア編

当然のことだが、3DS本体は必須。new3DS/旧3DSのどちらでも構わない。2DSは未検証。
3DS本体に対してのリスクは少なく、今後のアップデートなどにも特に支障はないので安心してほしい。

改造にはインターネット接続されたパソコンと、3DS用セーブエディター2が必要。当然改造を行うにはソフトが必要であるが、パッケージ版でなければ改造が行えないので注意が必要。

また、今作ではまだセーブエディター2は対応していないそのため、時のオカリナ3Dを利用した時オカハックを検証する。

セーブエディター2の対応

セーブエディター2が対応したため、時のオカリナが不要になった。

詳しくは次の記事へ。
【改造】ポケモンサン・ムーンの改造方法まとめ(セーブエディター編)

 

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時のオカリナ ハッピープライス版について

時のオカリナはやや安価なハッピープライスセレクション(パッケージ版)でも大丈夫とのこと。

(情報提供:黒猫さん)2016.12.09

SDカードについて

SDカードはMicroSDでも成功事例有り。

(情報提供:ほしぐもさん他多数)2016.12.14

改造準備ソフトウェア編

改造には改造用のソフトも必要となる。

まず必要なのは3DS用セーブエディター2のクライアントソフトである。
すでにセーブエディターを導入済みの人は、飛ばして問題ない。

ダウンロード:セーブエディター2 クライアントソフト

それと、サンムーン対応のポケモンに特化した改造ソフトPKHeX、さらにソフトからセーブデータの吸い出しと書き込みを行う「HBL」を導入するために必要なソフトもダウンロードする必要がある。

ダウンロード:oot3dhax_make_07.zip
ダウンロード:starter.zip
ダウンロード:JKSM_3DSX.zip
ダウンロード:PKHeX (******).zip ******は6桁の数字 >Download this file からダウンロード

ダウンロード時、Google Chromeでファイルのダウンロード時に「不正なファイル」と判定されたときは

[すべてのダウンロードを表示]>[不正なファイルを復元]>[復元する]でダウンロードできる。
詳しくはこちらを参照

(情報提供:ナッシーさん)2016.12.04

VC版から移動させたポケモンの場合の注意点

ポケモン赤・緑・青・黄などのVC版から移動させたポケモンの場合、GBマークが付いているが、記事更新時点の最新版であるPKHeX (170128)以降でなければ対応していないため、注意が必要。

(情報提供:名無しのゴンベさん)2017.1.29

 

これらのソフトをすべてダウンロードして、解凍する。
解凍する場所はどこでも良いが、使い勝手の良い所に置いておくとこの後の作業がスムーズになる。

解凍が終われば、準備が完了する。

いよいよ改造開始!

1.時のオカリナへのHBL導入

この作業は初回のみ必要。本体アップデート後にもう一度改造が必要になるかもしれないが、記事製作時点では未検証。

開始時点で時のオカリナにセーブデータがない場合、適当なセーブ1に適当なセーブデータを用意する。万が一消えたら困るセーブデータがあったとしても、セーブエディターで復元できるので問題ない。

以降インターネット接続したパソコンでの作業となる。

セーブエディターのカートリッジに時のオカリナをセットし、セーブエディターを起動。

セーブエディターを起動。時のオカリナ3Dの表記が縮んでいるが、特に問題ない。
セーブエディターを起動。時のオカリナ3Dの表記が縮んでいるが、特に問題ない。

時のオカリナを選択し、バックアップを開始する。バックアップ名は適当に入力。
バックアップが完了したらセーブエディターを閉じておく。

次にoot3dhax_make_07.zipを解凍したフォルダにあるoot3dhax_make.exeを起動。

起動した画面。
起動した画面。

起動したらまず、※ oot3dhax_rawsaveimages_haxpayloads_09-15-16.zip を事前にダウンロードという青い文字の部分をクリックし、ファイルをダウンロードする。解凍は不要。

ダウンロードするとoot3dhax_make.exeが終了するので、oot3dhax_make.exeを再起動する。

haxpayloads読込をクリックして、先ほどダウンロードしたファイルを選択する。選択すると自動で展開され、oot3dhax_make.exeと同じフォルダにtempフォルダが追加される。

展開がうまくいかない場合は

oot3dhax_rawsaveimages_haxpayloads_09-15-16.zipをダウンロードして、haxpayloads読込ボタンを押してもうまく展開できないという報告有り。

その場合は、次の手順で手動による展開を行うと良い。

  1. oot3dhax_make.exeのあるフォルダに新しいフォルダを作り、名前をtempにする
  2. oot3dhax_rawsaveimages_haxpayloads_09-15-16.zipを解凍
  3. 解凍したoot3dhax_rawsaveimages_haxpayloads_09-15-16.zipの中にあるsaveimagesフォルダとsaveimages_powersavesフォルダを、先程作ったtempフォルダにコピーする。

haxpayloads読込は上記手順を自動化しているだけなので、その手順を行うことで問題なく続きの工程に進むことが可能。(成功報告有り)

(情報提供:OGGYさん)2016.12.09

次にファームのバージョンを選択する。
旧3DSはc2fe0090を選択することで成功したが、うまく行かないときは45fe0090を選択して再挑戦すると良いようだ。
そして、本体FWのバージョンを確認する。確認方法は3DSを起動して本体設定を選択し、右下に数値が出る。旧3DSはOLD、new3DSはNEWを選択。

今回は旧3DSを使用し、記事製作時点の最新FWであるVer11.2.0.35Jの場合、画像のように.の区切りに合わせてそれぞれ選択し、ファイルチェックをする。ファイルの存在が確認できればOK。

起動した画面。
ファームのバージョンを選択にある選択肢は、通常c2fe0090で良さそう。「.」の区切りに合わせてそれぞれ設定していく。

ファームのバージョンについて
new3DSLLでもc2fe0090で動作確認の情報有り。

(情報提供:ほしぐもさん)2016.12.14

仕上げにHBLセーブデータ作成をクリックして、終了をクリック。
そうすると、oot3dhax_make.exeと同じフォルダにAQEJ_2016-11-28 11-11-11.bakというファイルが生成されている。(日付部分は作成日)

そして、生成したAQEJ_2016-11-28 11-11-11.bakをドキュメント>3DSSaveBankへコピーする。

無関係な.bakファイルがたくさん並んでいる場合もあるが、とりあえずここにコピーしておけば問題ない。
無関係な.bakファイルがたくさん並んでいる場合もあるが、とりあえずここにコピーしておけば問題ない。

コピー後にセーブエディターを起動すると、HBL OLD 11.2.0.35Jという項目が追加されている。この項目名は先ほどoot3dhax_make.exeで選択した3DSFWのバージョンとなっている。
この項目を右クリックして、セーブデータのリストアを選択する。

セーブデータのリストア。
セーブデータのリストア。

自動で書き込みしてくれるので、完了したらセーブエディターを終了する。

 

セーブエディターの操作が終わったら、3DS内に入っているSDカードにファイルを追加する。
最初にダウンロードして解凍したstarter.zipの中身、3DSフォルダとboot.3dsxファイルをSDカードの中にコピーする。
※この作業を忘れると、次の工程で時のオカリナを起動しても、赤い画面で停止してしまう。

SDカード内部にコピーした場面。
SDカード内部にコピーした場面。

次に、JKSM_3DSX.zipを解凍したフォルダの中の3DSフォルダ内にあるJKSMというフォルダをSDカード内の3DSフォルダの中にコピーする。

コピーが終わったら、SDカードを3DSに戻し、次の工程へ。


2.セーブデータバックアップ

※2回目以降はこの工程からスタート

ここからはインターネット環境がなくても改造は可能となる。ただし、パソコンは必要。
まず、先ほどセーブエディターで書き込んだ時のオカリナを、3DSで起動する。
ここでセーブデータが全て消える場合は、oot3dhax_make.exeのファームのバージョン(C2fe0090/45fe0090)を変える、または3DSの本体バージョンを再確認すると良い。

セーブデータ名がバグっているが、これで正常。失敗するとセーブデータは全消去となる。
セーブデータ名がバグっているが、これで正常。失敗するとセーブデータは全消去となる。

バグった表記のセーブデータを選択するとゲームが開始されるが、開始後にAボタンを押したまま、下画面が白くなったあたりでAボタンを離す
画面が何回か変わってthe homebrew launcher(HBL)が起動すれば成功。

HBL起動成功時の上画面。
HBL起動成功時の上画面。
HBL起動成功時の下画面。
HBL起動成功時の下画面。

うまくHBLが起動できないときは

時のオカリナのセーブデータを開いてもうまくHBLが起動できないという報告有り。oot3dhax_make.exeの設定をもう一度見直し、特にc2fe0090や45fe0090を選択し直したり、FWを最新に更新してからもう一度試したりなどの対応が有効。

(情報提供:秋山さん)2016.12.08

稀にすべて正しく設定していても黄色の画面で止まるケース有り。その場合は、3DSの電源を再起動し、リトライすることで成功する。赤い画面で止まる場合は、oot3dhax_make.exeの設定に誤りがある場合や、SDカードが入っていない場合、SDカード内にHBLを起動させるのに必要なファイルがない場合などが考えられる。

HBLがうまく起動すると、下の方にJK’s SaveManagerというツールがあるため、これを起動する。

JK’s SaveManager。少し左にズレているものが現在選択中のもの。

起動すると、上部に時のオカリナのアイコンが表示されている画面になる。

上部に時のオカリナのアイコンとソフトの英語名が。この画面のままロムを入れ替える。
上部に時のオカリナのアイコンとソフトの英語名が。この画面までたどり着ければ、改造成功は近い。

この画面で何も押さずに、時のオカリナを外してサンまたはムーンのロムに入れ替える。すると、上部にあった時のオカリナアイコンが、サンまたはムーンのアイコンに変わる。

ムーンに差し替えた場面。
ムーンに差し替えた場面。

アイコンが変わったことを確認してAボタン。すると、再度画面が何度か変わり、英文が表示されている画面に。

JK’s SaveManagerを起動した画面。

Export save = セーブデータのエクスポート(バックアップ)
Import save = セーブデータのインポート(書き込み)
Exit = 終了(HBLに戻る)

※Export/Import ExtDataは使用しない

Export saveが選択されている状態(緑色)でAボタンを押す。

Export save を開いた場面。初回起動時はnewのみ、セーブデータ製作後は製作済みのセーブデータ名が表示される。同じソフトでも複数のセーブデータを保存できる。

Newが選択された状態でAボタンを押し、セーブデータ名を決める。セーブデータ名には日本語を使用すると不具合が出るため、半角英数字にする。この工程は初回のみ必須。

セーブデータ名は半角英数字のみ。今回は「save1」に。入力後は決定を押す。このデータは次回以降使い回しできる。

もう一度Export Saveを選択し、先程製作したセーブデータ名(save1)をAボタン。これでsave1にセーブデータがバックアップされる。

save1を選んでバックアップ開始。
Complete!と出たら成功。Aボタン。

 

Exitを選択してHBLに戻る。

 

ExitでHBLに戻る。改造後の書き込み時に再度JK’s SaveManagerを起動するため、HBLを起動したままにしておくと良い。

HBLは起動したまま、次の工程へ。次の工程からパソコンを再度使用する。


3.PKHeXによる改造

3DSからSDカードを抜き取り、パソコンに接続されたメディアリーダーに差し込む。

そして、最初に解凍したPKHeX (******).zipの中にあるPKHeXを起動。(Microsoft .NET Framework 4が必要)

 

起動したらOptions>Laungageで日本語を選択。

以前はmainファイルを読み込む手間が必要だったが、今回のPKHeXは自動でmainファイルが反映されている。もし、サンを改造したいのにムーンのボックスが反映されていたり、ボックスや手持ちの中身が反映されていない場合は、ファイル>読み込み>SDカード>JKSVフォルダ内のPokémon_Sun/Moonからmainファイルを選択する。

ちなみに、このmainファイルをコピーして保管しておけば、バックアップも可能。セーブデータ破損やバグが怖い人は、mainファイルを保管しておこう。最新のPKHeXは.bakファイルで自動保存されると思われる。(現在検証中)

 

▼PKHeXの使用方法について詳しく書いた記事はこちら。
【改造】サン・ムーン対応改造ソフトPKHeXの使い方まとめ

 

開いたところ。初回は英語表記だが、日本語表記に1度変更しておけば、以降日本語で表示される。
開いたところ。初回は英語表記だが、日本語表記に1度変更しておけば、以降日本語で表示される。日本語が縮んでいて読みにくいときは、設定>Unicodeのチェックを外してみよう。

 

ポケモンは802種全種、フォームや色違いもすべて作成可能なようだ。
ポケモンは802種全種、フォームや色違いもすべて作成可能なようだ。
個体値も自在に編集可能だが、個体値などを弄ったら「セット」を忘れずに行わなければ反映されない。
個体値も自在に編集可能だが、個体値などを弄ったら「セット」を忘れずに行わなければ反映されない。

アイテムを改造するときは右下のアイテムボタンから、ポケマメもPoke Beansから自由に改変可能。

アイテムの追加・数量変更も自在。今回はかいふくのクスリとふしぎなアメの2種類を99個に。たいせつなものやZクリスタルは変更しないほうが良さそうだ。
アイテムの追加・数量変更も自在。今回はかいふくのくすりとふしぎなアメの2種類を99個に。たいせつなものやZクリスタルは変更しないほうが良さそうだ。

好きなように改変したら、セーブデータを上書きする。
ファイル>保存SAVでmainファイルを保存する。保存場所はSDカードの同名のファイルに上書き

 

これでパソコンによる作業は終了し、3DSでの作業に戻る。


4.セーブデータのインポート

パソコンからSDカードを抜き取り、3DSにSDカードを差し込む。
※3DSのHBLを終了してしまった人は、再度時のオカリナからHBLを起動しておく

HBLのJK’s SaveManagerをふたたび起動。

ムーンに差し替えた場面。

サンまたはムーンのアイコンが表示されていることを確認して、Aボタン

Import Save でAボタンを選択。

Import Save でAボタン。

先程製作したセーブデータ名(save1)が表示されているので、これをAボタン

先程製作したセーブデータ名が表示されている。これを選択するとゲームに改造データが反映される。

Aボタンを押すことで書き込みが開始され、ソフトに反映される。Complete!と出れば書き込みが完了。

 

完了したらexitでHBLに戻る。

 

HBLに戻ったら3DSの電源ボタンを押して3DSを終了。終了後に再度電源ボタンを押して3DSを再起動する。

HBLに戻ったら3DSの電源を落として終了。

 

複数保存したセーブデータを削除したいときは

Newで複数のセーブデータを製作可能だが、削除したいときは削除したいセーブデータ名を選択してYボタンを押すと削除可能。Xボタンはセーブデータ名の変更が可能。Bボタンで最初の選択画面に戻ることができる。

 

ゲーム上で確認

再起動後にゲームを通常通り始めて、先ほど改変したセーブデータが反映されていれば無事成功!

ゲームにて確認。ふしぎなアメが99個になっている。
ゲームにて確認。かいふくのくすりとふしぎなアメが99個になっていた。

 



セーブエディターが対応していない現段階では手間がかかり、セーブエディターの便利なオートセーブ機能が使えないなど不便ではあるが、それでも自在に改造することは可能なようだ。

mainファイルをコピーして保管しておけば、失敗してもリスクは少なく、気軽に挑戦することができる。セーブエディター対応前でも改造をしてみたい人は、ぜひ挑戦してみてほしい。
セーブエディターが対応すれば、より簡易的に改造が行えるので対応に期待したい。

 

ただし、オンライン上で改造ポケモンを使用した場合、アクセス制限や大会出場停止、法令違反など厳しいペナルティが課される可能性がある。

オンラインでの交換や対戦には決して使用せず、あくまで個人で楽しむ範囲で改造に挑戦してみてほしい。

 

▼改造に成功したらクリックにご協力を!
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3DS(new/LL兼用)アタッシェケース

 

【改造】サン・ムーン対応改造ソフトPKHeXの使い方まとめ

moon89

※サンムーンのHBL導入および改造手順についてはこのページを参照

PKHeXの使用方法についての質問が複数寄せられているため、ここではPKHeXの基本的な使用方法について紹介する。

※随時画像を追加更新予定

 

1.PKHeXの初期設定

1-1.PKHeXの導入

PKHeXの最新版はここからダウンロード
About This FileのDownload this fileからダウンロード可能。記事製作時点ではPKHeX 16.12.06が最新。
319

ダウンロードしたZIP圧縮ファイルを解凍すると、使用準備完了。

1-2.PKHeXの日本語化

301

初期設定として、言語を変更したほうが扱いやすい。
Options>Language>日本語を選択して、日本語化。
一度設定すると次回以降は日本語の状態で起動する。

1-3.mainファイルの呼び出し

mainファイルの作成方法はこのページに記載。
最新のPKHeXは起動すると自動でmainファイルを呼び出すため、基本的には操作は特に不要。ただし、JKSMで複数のセーブデータが存在する場合、改造したいセーブデータファイルを読み込む必要がある。

JKSMで複数のソフトを利用または複数のセーブデータが存在する場合は、読み込みが必要になる場合も。
JKSMで複数のソフトを利用または複数のセーブデータが存在する場合は、読み込みが必要になる場合も。

2.ポケモンの編集(PKHeX:メイン)

306

2-1.色違い、性別の変更

303

☆マークをクリックすることで、色違い()に。色違いから通常に戻す場合は新規作ボタンを押す。
性別は♂または♀で表示されており、性別のないポケモンは – となる。

2-2.性格、特性、フォルムなど

304

性格、特性、フォルムは自在に変更可能。
もちろん隠れ特性である第3の特性も選択できる。

2-3.ポケルス

305

感染することで経験値が増加するポケルスも、ここで設定可能。

 

3.ポケモンの編集(PKHeX:であった)

310

3-1.捕獲日、捕獲ボールの種類

317

ここでは捕獲した日や捕獲したボールを変更できる。
ラブラブボールやムーンボールなど、今作では希少なガンテツボールに変更することもできる。

3-2.運命的な出会い

318

「うんめいてき であい」の項目は何らかのイベント等にて配信されたポケモンの場合にチェックされるもの。基本的に、ゲーム中に入手できるポケモンにはチェックは入らない。

 

4.ポケモンの編集(PKHeX:統計)

401

4-1.個体値、努力値

402

ここでは個体値、努力値を変更可能。
個体値はそれぞれ0~31まで、努力値はそれぞれ252まで割り振りできる。
ただし、努力値の合計は510が上限であり、それ以上になるとセットができなくなる。
めざめるパワーは個体値の偶数・奇数によって自動で変動する。

HP・攻撃・防御などの項目にある、赤字青字のものは、性格により補正がかかっているステータス。赤字は上昇、青字は下降しているステータスを指す。

4-2.コンディション

403

コンディションはORASのコンテストに影響するステータスであるが、今作サンムーンでは特に効果はない。

5.ポケモンの編集(PKHeX:わざ)

501

5-1.わざ、PU回数

502
わざの変更や、わざの使用回数上限アップアイテムであるポイントアップの使用回数を変更可能。

5-1.学びなおす技

503
配信限定の特殊な技や遺伝技などがここに入る。
技思い出しなどに影響有り。

 

6.ポケモンの編集(PKHeX:親など)

601

6-1.親名、親ID

602
ここでは親の名前やIDなどを変更できる。
他人からもらったポケモンでも、主人(=ID)と主人公(=SID)、そして親の名前、性別を変更することで、自分が捕獲したポケモンのように扱うことができる。
序盤にこれをやっておけば、戦闘で苦労することなくクリアまで可能。

IDとSIDの欄にマウスポインタを当てると、TSVとG7TID(7世代のIDNo.)が確認できる。

最新のハンドラは現在の所有者名だが、操作しなくても特に影響はない。

6-2.余分なバイト

603
4世代で主に使用していた項目であり、今作のポケモンでは特に操作の必要性はない。

6-3.マーキング

604
XY・ORAS産の証であるカロスマークやポケルス跡、アローラマークなどはここに自動で表示される。また、6種類のマーキングはゲーム内で自由に変更できるもので、PKHeX上でも自由に編集可能。

6-4.リボン

そのポケモンがもっているリボンを編集可能。

6-5.スーパートレーニング

XYにあったスーパートレーニングのステータス変更。

6-6.メモリ

そのポケモンの思い出やなつき度、ポケリフレのステータスなどを変更可能。

6-7.暗号化定数

605
そのポケモンの個性(気が強い、好奇心が強いなど)を変更可能。

 

 

7.ポケモンの操作(ステータス編集方法、コピー、削除、保存)

7-1.個体チェック

ボックスなどにいる対象のポケモンを右クリックして、「見る」。
左面にステータスが反映される。

7-2.ステータス編集を反映

ステータスを2~6で編集後、ボックス内の空きスペースまたは対象のポケモンを右クリックして「セット」。
ステータス編集したポケモンはセットしなければ反映されないので、編集したらセットを忘れずに。

7-3.ポケモンのコピー

コピーしたいポケモンを右クリック>「見る」、空きスペースにて右クリック>「セット」。

7-4.ポケモンの削除

対象のポケモンを右クリックして「消去」。

7-5.ポケモンの保存

対象のポケモンを右クリックして「見る」。
ファイル>保存PKMでフォルダに保存。pk7ファイルが生成される。
呼び出すときはpk7ファイルをPKHeXの左面またはボックスの空きスペースにドラッグ&ドロップする。

 

8.トレーナー情報

8-1.トレーナー情報

801
トレーナー情報ではトレーナーIDNoの編集などが行えるが、セーブデータ破損の恐れがあるため、操作は非推奨(最初のポケモンをもらう前にTID/SIDを編集しても問題ないことを確認済み)
サンムーンのIDNoは6桁のG7TIDと呼ばれるものだが、色違い条件を判定する「TSV」と同様にTIDとSIDから算出されたものであるため、基礎的なTIDやSIDのシステムは6世代と変わっていない。

G7TIDの計算方法は、SID×65536から下6桁を抽出したものにTIDを加算することで算出できる。

例)TID 12345 SID 54321の場合;

54321×65536=3559981056(下6桁=981056)
981056+12345=993401 G7TID=993401

 

トレーナーIDNo.を自分の好みの番号にしたい場合は

上記計算方法を応用して、自身のトレーナーIDNo.を好きな番号にすることは可能だが、やや複雑な計算が必要となる。

802

(12/18更新)任意のIDNo.にするためのTID・SIDを算出するツールを簡易的に製作したので、公開する。

(12/19更新)GetG7TID v1.10更新。候補2についてより自然な数になるように調整。

※表計算ソフトExcel必須
[download id=”1741″]

 

8-2.アイテム

回復系アイテム、冒険用アイテム、わざマシン、ポケマメ、たいせつなもの、Zクリスタルの編集が行える。
たいせつなものやZクリスタルはストーリー進行に関わる重要な道具であるため、操作するとセーブデータ破損の恐れがあるので慎重な操作が必要。
最大数は999、GiveAllですべてのアイテムが999個に。(わざマシン、たいせつなもの、Zクリスタルは最大数1)

編集後は必ずsaveを押す。
saveを押さない限り反映されない。

8-3.ボックスのレイアウト

ボックスの背景を変更する。

8-4.ふしぎなカード

ポケモンセンターの配達員から受け取ることのできる「ふしぎな贈り物」を編集できる。
右クリックで「見る」をすることで詳細が分かる。

Outputでふしぎなカードのデータをバックアップすることができ、Importで読み込むことができる。ポケモン編集と同じく「セット」することで、ゲーム内にふしぎなカードが追加される。

注意点として、受け取る前のカードをOutputしなければ、Importしてもふしぎな贈り物を受け取ることができない。

編集後は必ずsaveを押す。
saveを押さない限り反映されない。

8-5.Oパワー

ORASの機能。今作は操作不要。

8-6.イベントフラグ

ここでは、ゲーム中1度しか発生しないイベント(伝説ポケモンの捕獲など)を編集可能。

Is Alolan Champion + Magearna のチェックにより、マギアナのQRをすでに読み込んだ状態になる。また、Received Magearna Giftのチェックがすでに入っている場合、チェックを外すことでマギアナを再度受けとることができる。
Received Gift Cosmogはチェックを外すとコスモッグを再入手可能。同様に、Received Gift Type:Nullのチェックを外すとタイプ:ヌルの再入手が可能に。
右側のTapu~はカプシリーズのイベントフラグ。Battleableは戦闘可能状態、Capturedは捕獲済みの状態。

8-7.ポケモン図鑑

見たポケモンはSeenのいずれかにチェックが、捕獲したポケモンはOwnedにチェックが入っている。
Maleは♂、Femaleは♀、Shinyは色違い。
Modify…からComplete Dexで図鑑がすべて完成。

編集後は必ずsaveを押す。
saveを押さない限り反映されない。

8-8.Pokè Beans

ポケマメを編集可能。Allですべて255個に。
編集後は必ずsaveを押す。
saveを押さない限り反映されない。

 

9.main保存

9-1.main保存

ファイル>保存SAV>main保存でファイルを上書きする。最新のPKHeXは自動で保存すべき場所を表示するため、そのまま上書きして問題ない。
mainファイルを別に保存しておけば、その時点でのバックアップが可能。
↓改造に成功したらクリックにご協力を!
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【改造】ポケモン最新作サン・ムーンの改造方法まとめ

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ついにポケットモンスター最新作であるサン・ムーンが発売となった。前作「オメガルビー・アルファサファイア」に引き続きニンテンドー3DSのソフトとして発売されたサン・ムーンは、前作から大幅なシステム変更やポケモン個体数が増えたこともあり、第7世代と呼ばれることになりそうだ。
前世代(XYやORAS)ではPKHeXというエディタを使用していた。(前世代の改造方法はこちら)今作もPKHeXが対応しており、実に簡単かつ自在な改造が可能となっている。
比較的リスクが低いとはいえ、絶対に安全とは保障できない。もし試したいという人は、あくまで自己責任にて試していただきたい。

 

(1/1更新)書き込めない等の不具合報告が複数寄せられている本記事の改造方法に代わり、動作が安定している書き込みソフトウェア「JK’s SaveManager」を使用する方法を紹介している新記事を更新した。以降初めて改造を行う人は、JK’s SaveManagerを使用する改造方法がおすすめ。

 

▼JK’s SaveManagerを使った新記事はこちら
【改造】ポケモンサン・ムーンの改造方法まとめ(JK’s SaveManager編)

 

サンムーン改造のための準備

早速ポケモン最新作サンムーンの改造方法を検証してみたいと思う。
まず、改造に必要なものを準備してみた。

改造準備ハードウェア編

当然のことだが、3DS本体は必須。new3DS/旧3DSのどちらでも構わない。2DSは未検証。
3DS本体に対してのリスクは少なく、今後のアップデートなどにも特に支障はないので安心してほしい。

改造にはインターネット接続されたパソコンと、3DS用セーブエディター2が必要。当然改造を行うにはソフトが必要であるが、パッケージ版でなければ改造が行えないので注意が必要。

また、今作ではまだセーブエディター2は対応していないそのため、時のオカリナ3Dを利用した時オカハックを検証する。

セーブエディター2の対応

セーブエディター2が対応したため、時のオカリナが不要になった。

詳しくは次の記事へ。
【改造】ポケモンサン・ムーンの改造方法まとめ(セーブエディター編)

 

※途中でうまく起動しない場合や、ファイルのリンク切れ、更新、その他不具合などがあれば、このページの下部にある【サン・ムーン情報提供フォーム】から情報の提供にご協力を!

必要なもの

お急ぎの方はAmazonプライム会員(1ヶ月間無料がおすすめ。

 

時のオカリナ ハッピープライス版について

時のオカリナはやや安価なハッピープライスセレクション(パッケージ版)でも大丈夫とのこと。

(情報提供:黒猫さん)2016.12.09

SDカードについて

SDカードはMicroSDでも成功事例有り。

(情報提供:ほしぐもさん他多数)2016.12.14

改造準備ソフトウェア編

改造には改造用のソフトも必要となる。

まず必要なのは3DS用セーブエディター2のクライアントソフトである。
すでにセーブエディターを導入済みの人は、飛ばして問題ない。

ダウンロード:セーブエディター2 クライアントソフト

それと、サンムーン対応のポケモンに特化した改造ソフトPKHeX、さらにソフトからセーブデータの吸い出しと書き込みを行う「HBL」を導入するために必要なソフトもダウンロードする必要がある。

ダウンロード:oot3dhax_make_07.zip
ダウンロード:starter.zip
ダウンロード:save_manager_(with_smdh).zip
ダウンロード:PKHeX (******).zip >Download this file からダウンロード

ダウンロード時、Google Chromeでファイルのダウンロード時に「不正なファイル」と判定されたときは

[すべてのダウンロードを表示]>[不正なファイルを復元]>[復元する]でダウンロードできる。
詳しくはこちらを参照

(情報提供:ナッシーさん)2016.12.04

VC版から移動させたポケモンの場合の注意点

ポケモン赤・緑・青・黄などのVC版から移動させたポケモンの場合、GBマークが付いているが、記事更新時点の最新版であるPKHeX (170128)以降でなければ対応していないため、注意が必要。

(情報提供:名無しのゴンベさん)2017.1.29

 

 

これらのソフトをすべてダウンロードして、解凍する。
解凍する場所はどこでも良いが、使い勝手の良い所に置いておくとこの後の作業がスムーズになる。

解凍が終われば、準備が完了する。

いよいよ改造開始!

1.時のオカリナへのHBL導入

この作業は初回のみ必要。本体アップデート後にもう一度改造が必要になるかもしれないが、記事製作時点では未検証。

開始時点で時のオカリナにセーブデータがない場合、適当なセーブ1に適当なセーブデータを用意する。万が一消えたら困るセーブデータがあったとしても、セーブエディターで復元できるので問題ない。

以降インターネット接続したパソコンでの作業となる。

セーブエディターのカートリッジに時のオカリナをセットし、セーブエディターを起動。

セーブエディターを起動。時のオカリナ3Dの表記が縮んでいるが、特に問題ない。
セーブエディターを起動。時のオカリナ3Dの表記が縮んでいるが、特に問題ない。

時のオカリナを選択し、バックアップを開始する。バックアップ名は適当に入力。
バックアップが完了したらセーブエディターを閉じておく。

次にoot3dhax_make_07.zipを解凍したフォルダにあるoot3dhax_make.exeを起動。

起動した画面。
起動した画面。

起動したらまず、※ oot3dhax_rawsaveimages_haxpayloads_09-15-16.zip を事前にダウンロードという青い文字の部分をクリックし、ファイルをダウンロードする。解凍は不要。

ダウンロードするとoot3dhax_make.exeが終了するので、oot3dhax_make.exeを再起動する。

haxpayloads読込をクリックして、先ほどダウンロードしたファイルを選択する。選択すると自動で展開され、oot3dhax_make.exeと同じフォルダにtempフォルダが追加される。

展開がうまくいかない場合は

oot3dhax_rawsaveimages_haxpayloads_09-15-16.zipをダウンロードして、haxpayloads読込ボタンを押してもうまく展開できないという報告有り。

その場合は、次の手順で手動による展開を行うと良い。

  1. oot3dhax_make.exeのあるフォルダに新しいフォルダを作り、名前をtempにする
  2. oot3dhax_rawsaveimages_haxpayloads_09-15-16.zipを解凍
  3. 解凍したoot3dhax_rawsaveimages_haxpayloads_09-15-16.zipの中にあるsaveimagesフォルダとsaveimages_powersavesフォルダを、先程作ったtempフォルダにコピーする。

haxpayloads読込は上記手順を自動化しているだけなので、その手順を行うことで問題なく続きの工程に進むことが可能。(成功報告有り)

(情報提供:OGGYさん)2016.12.09

次にファームのバージョンを選択する。
旧3DSはc2fe0090を選択することで成功したが、うまく行かないときは45fe0090を選択して再挑戦すると良いようだ。
そして、本体FWのバージョンを確認する。確認方法は3DSを起動して本体設定を選択し、右下に数値が出る。旧3DSはOLD、new3DSはNEWを選択。

今回は旧3DSを使用し、記事製作時点の最新FWであるVer11.2.0.35Jの場合、画像のように.の区切りに合わせてそれぞれ選択し、ファイルチェックをする。ファイルの存在が確認できればOK。

起動した画面。
ファームのバージョンを選択にある選択肢は、通常c2fe0090で良さそう。「.」の区切りに合わせてそれぞれ設定していく。

ファームのバージョンについて
new3DSLLでもc2fe0090で動作確認の情報有り。

(情報提供:ほしぐもさん)2016.12.14

仕上げにHBLセーブデータ作成をクリックして、終了をクリック。
そうすると、oot3dhax_make.exeと同じフォルダにAQEJ_2016-11-28 11-11-11.bakというファイルが生成されている。(日付部分は作成日)

そして、生成したAQEJ_2016-11-28 11-11-11.bakをドキュメント>3DSSaveBankへコピーする。

無関係な.bakファイルがたくさん並んでいる場合もあるが、とりあえずここにコピーしておけば問題ない。
無関係な.bakファイルがたくさん並んでいる場合もあるが、とりあえずここにコピーしておけば問題ない。

コピー後にセーブエディターを起動すると、HBL OLD 11.2.0.35Jという項目が追加されている。この項目名は先ほどoot3dhax_make.exeで選択した3DSFWのバージョンとなっている。
この項目を右クリックして、セーブデータのリストアを選択する。

セーブデータのリストア。
セーブデータのリストア。

自動で書き込みしてくれるので、完了したらセーブエディターを終了する。

 

セーブエディターの操作が終わったら、3DS内に入っているSDカードにファイルを追加する。
最初にダウンロードして解凍したstarter.zipの中身、3DSフォルダとboot.3dsxファイルをSDカードの中にコピーする。
※この作業を忘れると、次の工程で時のオカリナを起動しても、赤い画面で停止してしまう。

SDカード内部にコピーした場面。
SDカード内部にコピーした場面。

次に、save_manager_(with_smdh).zipを解凍したフォルダの中の3DSフォルダ内にあるsave_managerというフォルダをSDカード内の3DSフォルダの中にコピーする。

SDカード>3dsフォルダ内にsave_managerを入れた場面。
SDカード>3dsフォルダ内にsave_managerを入れた場面。

コピーが終わったら、SDカードを3DSに戻し、次の工程へ。


2.セーブデータバックアップ

※2回目以降はこの工程からスタート

ここからはインターネット環境がなくても改造は可能となる。ただし、パソコンは必要。
まず、先ほどセーブエディターで書き込んだ時のオカリナを、3DSで起動する。
ここでセーブデータが全て消される場合は、oot3dhax_make.exeのファームのバージョン(C2fe0090/45fe0090)を変える、または3DSの本体バージョンを再確認すると良い。

セーブデータ名がバグっているが、これで正常。失敗するとセーブデータは全消去となる。
セーブデータ名がバグっているが、これで正常。失敗するとセーブデータは全消去となる。

バグった表記のセーブデータを選択するとゲームが開始されるが、開始後にAボタンを押したまま、下画面が白くなったあたりでAボタンを離す
画面が何回か変わってthe homebrew launcher(HBL)が起動すれば成功。

HBL起動成功時の上画面。
HBL起動成功時の上画面。
HBL起動成功時の下画面。
HBL起動成功時の下画面。

うまくHBLが起動できないときは

時のオカリナのセーブデータを開いてもうまくHBLが起動できないという報告有り。oot3dhax_make.exeの設定をもう一度見直し、特にc2fe0090や45fe0090を選択し直したり、FWを最新に更新してからもう一度試したりなどの対応が有効。

(情報提供:秋山さん)2016.12.08

稀にすべて正しく設定していても黄色の画面で止まるケース有り。その場合は、3DSの電源を再起動し、リトライすることで成功する。赤い画面で止まる場合は、oot3dhax_make.exeの設定に誤りがある場合や、SDカードが入っていない場合、SDカード内にHBLを起動させるのに必要なファイルがない場合などが考えられる。

HBLがうまく起動したら、下の方にsave_managerというツールがあるため、これを起動する。

save_manager。分かりづらいが、少し左にズレているものが、現在選択している項目。
save_manager。分かりづらいが、少し左にズレているものが、現在選択している項目。

起動すると、上部に時のオカリナのアイコンが表示されている画面になる。

上部に時のオカリナのアイコンとソフトの英語名が。この画面のままロムを入れ替える。
上部に時のオカリナのアイコンとソフトの英語名が。この画面までたどり着ければ、改造成功は近い。

この画面で何も押さずに、時のオカリナを外してサンまたはムーンのロムに入れ替える。すると、上部にあった時のオカリナアイコンが、サンまたはムーンのアイコンに変わる。

ムーンに差し替えた場面。
ムーンに差し替えた場面。

アイコンが変わったことを確認してAボタン。すると、再度画面が何度か変わり、3行の英文が表示されている画面に。

moon98

A = Backup save data.(セーブデータのバックアップ)
B = Import save data.(セーブデータのインポート)
X = Exit.(終了)

Aボタンを押すと、セーブデータのバックアップがスタートする。バックアップが終わったら、Xボタンで終了する。
HBLは起動したまま、次の工程へ。次の工程からパソコンを再度使用する。


3.PKHeXによる改造

3DSからSDカードを抜き取り、パソコンに接続されたメディアリーダーに差し込む。

そして、最初に解凍したPKHeX (161206).zipの中にあるPKHeXを起動。(Microsoft .NET Framework 4が必要)

 

起動したらOptions>Laungageで日本語を選択。

以前はmainファイルを読み込む手間が必要だったが、今回のPKHeXは自動でmainファイルが反映されている。もし、ボックスや手持ちの中身が反映されていない場合は、ファイル>読み込み>SDカード>saveDataBackupフォルダ内にmainファイルが存在する。

ちなみに、このmainファイルをコピーして保管しておけば、バックアップも可能。セーブデータ破損やバグが怖い人は、mainファイルを保管しておこう。

 

▼PKHeXの使用方法について詳しく書いた記事はこちら。
【改造】サン・ムーン対応改造ソフトPKHeXの使い方まとめ

 

開いたところ。初回は英語表記だが、日本語表記に1度変更しておけば、以降日本語で表示される。
開いたところ。初回は英語表記だが、日本語表記に1度変更しておけば、以降日本語で表示される。日本語が縮んでいて読みにくいときは、設定>Unicodeのチェックを外してみよう。

 

ポケモンは802種全種、フォームや色違いもすべて作成可能なようだ。
ポケモンは802種全種、フォームや色違いもすべて作成可能なようだ。
個体値も自在に編集可能だが、個体値などを弄ったら「セット」を忘れずに行わなければ反映されない。
個体値も自在に編集可能だが、個体値などを弄ったら「セット」を忘れずに行わなければ反映されない。

アイテムを改造するときは右下のアイテムボタンから、ポケマメもPoke Beansから自由に改変可能。

アイテムの追加・数量変更も自在。今回はかいふくのクスリとふしぎなアメの2種類を99個に。たいせつなものやZクリスタルは変更しないほうが良さそうだ。
アイテムの追加・数量変更も自在。今回はかいふくのくすりとふしぎなアメの2種類を99個に。たいせつなものやZクリスタルは変更しないほうが良さそうだ。

好きなように改変したら、セーブデータを上書きする。
ファイル>保存SAVでmainファイルを保存する。保存場所はSDカードの同名のファイルに上書き

これでパソコンによる作業は終了し、3DSでの作業に戻る。


4.セーブデータのインポート

パソコンからSDカードを抜き取り、3DSにSDカードを差し込む。
※3DSのHBLを終了してしまった人は、再度HBLを起動しておく

HBLのsave_managerをふたたび起動。

ムーンに差し替えた場面。

サンまたはムーンのアイコンが表示されていることを確認して、Aボタン

moon98
3行の英文の画面で、Import save data.と書かれているBボタンを選択。先ほど上書きしたmainファイルが、ゲーム内に反映される。

完了したらXボタンでHBLに戻り、3DSの電源ボタンを押して3DSを終了。終了後に再度電源ボタンを押して3DSを再起動する。

リストアがうまく行かない場合は

Bボタンを押すと自動的にHBLに戻り、リストアが失敗する場合がある模様。同様の不具合が複数報告有り。

(12/9更新)同じSDカードに他のゲームのセーブデータバックアップがあると、正常にリストアできないという報告有り。SDカード内のほかのセーブデータバックアップを別の場所に移動し、ポケモンのバックアップのみにすることで正常にリストアが可能になるとのこと。(未検証・結果報告募集)

(情報提供:咲良さん)2016.12.09


(12/7更新)それでもうまくいかない場合、JK’s SaveManagerを使用することで書き込み可能なことを確認。

▼こちらの記事で詳細を掲載。
【改造】ポケモンサン・ムーンの改造方法まとめ(JK’s SaveManager編)

再起動後にゲームを通常通り始めて、先ほど改変したセーブデータが反映されていれば無事成功!

ゲームにて確認。ふしぎなアメが99個になっている。
ゲームにて確認。かいふくのくすりとふしぎなアメが99個になっていた。

 



セーブエディターが対応していない現段階では手間がかかり、セーブエディターの便利なオートセーブ機能が使えないなど不便ではあるが、それでも自在に改造することは可能なようだ。

mainファイルをコピーして保管しておけば、失敗してもリスクは少なく、気軽に挑戦することができる。セーブエディター対応前でも改造をしてみたい人は、ぜひ挑戦してみてほしい。
セーブエディターが対応すれば、より簡易的に改造が行えるので対応に期待したい。

 

ただし、オンライン上で改造ポケモンを使用した場合、アクセス制限や大会出場停止、法令違反など厳しいペナルティが課される可能性がある。

オンラインでの交換や対戦には決して使用せず、あくまで個人で楽しむ範囲で改造に挑戦してみてほしい。

 

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【サン・ムーン情報提供フォーム】

本記事に関する情報提供はこちらから。いただいた情報は記事中に追加させていただく場合があります。
[contact-form-7 id=”1545″ title=”サン・ムーン情報提供フォーム”]

 

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【3DS】ポケットモンスターサンムーンって面白い?旧作XYとの7つの違い

sumo

※この記事にはネタバレはないので、未プレイの人もどうぞ!

ポケットモンスター新作サン・ムーンが11月18日に発売となった。
発売から数日が経過し、色々な情報や感想が出始めているが、私なりにXYとの違いをまとめてみた。

ポケモンGOのブームで初代をプレイした世代が初プレイにこのタイトルを選ぶこともあると思うので、それも交えてお伝えできればと思う。

1.種類のさらなる増加

XYでは721種あったポケモンの種類は、サンムーンでは802種に増加したようだ。さらに、リージョンフォームと呼ばれる姿違いの個体も18種類あり、完成を目指すにはかなりの労力が必要になりそうだ。

初代の世代にとっては、151種という「なんとかなりそう」な絶妙な数が良かった人も多いかもしれないし、有野課長も発売前の数ヶ月で初代をコンプリートしていた
実際にXYの721種も、数年前の映画特典以外では入手できない種類も存在するなど、コンプリートは極めて困難だった。

その救済措置かは分からないが、図鑑には「アローラ図鑑」「メレメレ図鑑」「アーカラ図鑑」「ウラウラ図鑑」「ポニ図鑑」といった複数の種類があり、区域毎に収集できるようになっている。
また、QRコードを読み込ませることで入手はできないものの図鑑に登録させることができる。このサイトには現在確認されている801種のQRコードがある。

捕獲したポケモンで図鑑をコンプリートするには、旧作からポケモンバンクやポケムーバーを通して連れてくる必要がある。一部の限定配信された幻のポケモンを除き、XYとORASの4本のソフトがあればほとんどのポケモンを入手可能だ。
来年1月にはポケモンバンクが解禁され、XYやORASから連れてくることができるようになる。すでにXYやORASで721種を集めた人は比較的容易に全種コンプリートすることができそうだ。

2.秘伝技の廃止とポケモンライド

初代でも前作XYでも、秘伝技と呼ばれる特殊な技が存在していて、海を渡る・空を飛ぶ・物を押すなど、様々な場面で秘伝技が使われてきた。
しかし、今作サンムーンでは秘伝技が存在せず、その代わりにポケモンライドというシステムが追加された。

ポケモンライドは冒険に役立つ技をもつポケモンを力を必要なとき一時的に借りることができ、手持ちのポケモンに秘伝技を覚えさせる必要がなくなった。
これにより、手持ちポケモンの技やタイプの自由度が格段に増し、利便性も向上した。
細かな移動がしにくくなったりムーランドのサーチ機能の使いにくさが目立ったりと、悪い点も多少見受けられるが、斬新で思い切った変更にも関わらず、道中大きな不満点はなく殿堂入りまで辿りついた。

一見危ない画だが、れっきとしたポケモンライドの一例。
危ない画にしか見えないが、れっきとしたポケモンライドの一例。

何より、体長30cm、重さ1.8kgのポッポが人間を乗せて空を飛ぶという無茶な設定が解消されたことは喜ばしい。
これは初代や前作と比較しても大きな進化だと思う。

3.ジムの廃止

初代から前作XYまで存在していた「ポケモンジム」は、サンムーンでは存在しない。しかし、代替の機能として「キャプテン」と「しまキング(クイーン)」という新要素が加わった。

「キャプテン」はそれぞれ「試練」と呼ばれるボスポケモンを育成しており、これを倒すことでクリアした証となるZクリスタルを獲得できる。そして、島にいるキャプテンをすべて倒さなければ、その島のリーダーである「しまキング(クイーン)」には挑戦できない。
「しまキング(クイーン)」はジムリーダーに相当し、「大試練」と呼ばれる通常のトレーナー戦が行われる。彼らを倒すと、クリアした証にスタンプをもらえ、次の島への挑戦が可能となる。また、このスタンプは他人からもらったポケモンが一定レベルまで言うことを聞くようになる従来のジムバッジの機能も持っている。

「大試練」と呼ばれるしまキングとの戦闘。4つの島それぞれで1回ずつ大試練をクリアしなければならない。
「大試練」と呼ばれるしまキングとの戦闘。4つの島それぞれで1回ずつ大試練をクリアしなければならない。

しまキング(クイーン)は4つの島それぞれ1人ずつで4名、キャプテンは全部で7名、いずれも手応えのある難易度の高い戦闘になる。ポケモンジムはなくなったが、変わりすぎて戸惑うこともなく、すんなり受け入れられる。

4.Z技

発売前の情報でも新要素として大きく取り上げられ、評価も分かれるZ技。

XYではメガシンカという戦闘中の能力上昇が目玉であったが、サンムーンでは1戦闘中に1回だけ使用できるZ技となった。
Z技は特定のクリスタルを入手し、ポケモンに持たせることで発動可能。デメリットはほとんどなく、とても強力な威力があり、まさしく「必殺技」といえる。

今作のトレーナー戦は所持ポケモンが1体であることが多く、回数の制約を気にせずZ技が使える場面も多い。もちろん試練や大試練でも活躍する機会が多く、難易度が比較的高い今作においては、Z技に頼る場面も必然的に多くなる。

Z技の一例。タイプ別のほか、特定のポケモン専用のZ技もある。
Z技の一例。タイプ別のほか、特定のポケモン専用のZ技もある。

その強力な力に比べれば些細なデメリットであるが、ポケモンがアイテムを1つ持つことができる「もちもの」を圧迫することと、ややモーションが長くスキップできないこと、さらに発動するたびにあのダサいポーズを決めることにイライラするプレイヤーもいるかもしれない。また、対応する技のPPを1消費するので注意が必要。

Zクリスタルはすべてのポケモンに持たせるのではなく、主力の1~2匹程度にとどめておくのが良さそう。
特定のポケモンしか使うことのできなかったメガシンカに比べ、ほとんどのポケモンが何らかのZ技が使える点も大きく異なる点である。

Z技の”Z”は、ゲーム内で頻出しているキーワード「ゼンリョク」のZであると思われる。

5.システム

初代はほぼノーヒントで進む場面や、ストーリーらしいストーリーがなかった場面も見受けられた。XYではしっかりしたストーリーが作られており、次にやるべき行動をうまく誘導してくれていた。
しかし、今作サンムーンではそのシステムがさらに進化しており、図鑑には次の目的地が視覚的に分かるようになっている。誘導がしっかりしているため迷うことがなく、シナリオが進まないと通れない仕組みもしっかり組み込まれており、いきなり強すぎる敵に当たることもなくなった。

何より、中断して再開する際に「次何やるんだっけ?」となることが少ないというメリットも。Amazonレビューには「冒険している感じがしない」といった意見もあったが、私はXYより今作のシステムのほうに好感がもてる。

問題は戦闘システム。
野生のポケモンの中には「仲間を呼ぶ」ものもいるが、ターンを消費せず、無制限に仲間を呼ぶことがある。そして、2体いる状態ではボールを投げることができず、せっかく弱らせて状態異常にしていても呼んだ仲間が弱らせたポケモンを回復してしまうこともあり、ずいぶんと捕まえにくくなってしまった。
こだわる人にはボールの種類やボールモーションの色などをポケモンに合わせて捕まえる人もいるが、この状況ではこだわるのにも手間がかかる。

捕獲はポケットモンスターの醍醐味であり、他のゲームにはない素晴らしい要素であるだけに、捕獲しにくい仕組みになってしまったことは残念でならない。

また、クリスタルを獲得するための試練に登場するボスポケモンも、仲間を呼び出す。こちらは2体までしか呼び出さないが、ただでさえ強力なボスポケモンがさらにターン消費なしで仲間を呼ぶため、難易度が向上している。
これも賛否両論だが、私は手ごたえがあって良いと思う。戦闘に緊張感があり、ギリギリでなんとか勝てた戦闘も何度かある。

しかし、今作の戦闘システムは優れた改善点もある。
一度戦ったことのある相手なら、どの技が「こうかばつぐん」でどの技が「こうかなし」かが分かるようになった。
タイプが増加したことによって相性が複雑になってしまったが、このシステムが導入されたことで技選びで迷うことが少なくなった。そして、ポケモン選択画面でも技タイプ相性が表示されるようになり、よりユーザーフレンドリーになったといえる。

前作XYにもあった髪型・髪色・服の変更も、より種類が増えて採用されている。また、ポケモンの世話やオンラインでの交換や対戦もより強化されており、本編以外の部分でも長く遊べるシステムになっている。

今後のシリーズが楽しみになりそうなシステム変更になった。

6.キャラクター

XYは個性的で魅力のある仲間がおり、それぞれが得意な持ち味や目指す道がしっかり定まっていて、好感がもてた。
今作のキャラクターは、どれもあまり好きにはなれない。

まず主人公には表情差分がなく、いつどの場面でもまったく同じ顔。ライバルは軽薄で緊迫した場面でもヘラヘラしている。博士が使えないのはいつものことだが、博士の助手リーリエは毎回厄介事を持ち込んで主人公を振り回し、途中から態度が豹変してさらに振り回すようになる。

研究所から珍しいポケモンを盗み出した家出娘の面倒を見るストーリー。こう書くとものすごい設定だが、事実だから仕方ない。
研究所から珍しいポケモンを盗み出した家出娘の面倒を見るストーリー。こう書くとものすごい設定だが、事実だから仕方ない。

そのため、XYのときに感じた「一緒に冒険を楽しむ」という感覚ではなく、NPCに仕方なく付き合っているような感覚になってしまっている。
むしろ初代のようなガチガチに敵意剥き出しなライバルのほうが好みなのだが、仲良しなライバルという設定にもきっと大人の都合があるのだろう。

むしろ敵方のキャラクターのほうが魅力的である。
金儲け目的といいつつ自分で金目の物を自ら破壊してしまうスカル団や、どこのヘアサロンで仕上げたのかよくわからないババヘラアイス色の髪をもつスカル団幹部のプルメリ、得体の知れない異世界へ自ら飛び込んでいくおばさんなど、イカれた連中が多くて面白い。次回作ではぜひプルメリにライバル役をやってほしいものだ。

スカル団幹部プルメリ。彼女がライバルだったらきっと感動のストーリーになりそうだ。
スカル団幹部プルメリ。深い情を持ちながらも様々な悪事を働いているが、おそらくなにか壮絶な過去があるに違いない。彼女がライバルだったらきっと感動のストーリーになりそうだ。(画像は公式サイトより)

これ以上はネタバレになってしまうので、興味をもったらぜひプレイして確かめてほしい。

7.難易度

初代の難易度は比較的易しく、セレクトバグを利用したいわゆる「裏技」の存在も大きかったため、簡単にクリアできた人も多かったと思う。
XYは四天王戦まではそこまで難しくなく、子供でも割とスムーズにたどり着けたように思う。

しかし、今作サンムーンは難易度が向上しており、さらにAIも大幅な向上が見られる。特にライバル戦や大試練では的確に弱点を突く攻撃や、工夫された攻撃をされることが多く、人と対戦しているような感覚になる場面も多かった。
また、しっかりしたストーリー誘導とマップロックがあり、頑張れば勝てる絶妙なバランスでボス戦に挑戦できるようになっている。
何より捕獲したポケモンは若干レベルが低めであることと、手を掛けて育てなければ戦闘ではほとんど役に立たないため、総合力の高い敵トレーナーには苦戦することも多々ある。

特に難しいのはポータウンというスカル団が占拠した町に入るところから、エーテル財団のある島をクリアするまで。手持ち全回復してもらえる機会は何回かあるものの、選択肢によってはしばらくショップで回復アイテムを補充することはできない。
その間、スカル団との戦闘やスカル団ボストレーナー戦、エーテル財団戦や大試練などを回復アイテムが制約された中での連戦となるため、アイテムに頼る機会の多い今作では非常につらい戦闘が多かった。

さらに、単純に相性の良いポケモンで固めておけばなんとかなる初代とは異なり、今作は相性の良いポケモンであっても油断はできない。
敵のポケモンには意外なタイプの技をもつものも多く、タイプ相性はこちらが良かったとしても、逆にピンチになってしまうこともある。これは初代ではほとんどなかったことで、攻略の難しさに一役買っている。

そういう意味では、サンムーンは大人でも手応えのある戦闘が多く楽しめる反面、子供にとってはちょっと難しい難易度になっているようだ。

8.総評

サンムーンは、(私は良くなったと思っているが)良くも悪くも「進化したポケットモンスター」となった。従来のシステムからあまりにも大きく変わっていることと、今までのポケモンとは異なる雰囲気をもつ外伝のような印象を感じている。

高評価と低評価が極端な今作であるが、どういう感じ方にせよ、やってみる価値は間違いなくあると思う。

初代の赤・緑・青・黄しかやったことがない人なら、まずは正統進化系のXYからプレイしてみることをおすすめしたい。
XYは秘伝マシンもあるし、初代にも登場した自転車もある。そして、初代で最初にもらえる「フシギダネ・ヒトカゲ・ゼニガメ」の中から1匹をさらにもらうことができる。
ポケモンGOの影響で中古価格がずいぶんと上がってしまったが、それでもサンムーンより割安な価格で購入できる。

まったくプレイしたことがない人なら、サンムーンから入っても良いかもしれない。
ただし、今作のストーリーは少し難易度が高いことと、ポケモンの魅力のひとつ「捕獲」にやや難があることから、途中で挫折してしまうかもしれないので、初プレイならこのようなガイドブックを購入することをおすすめしたい。

 

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